湖の底に沈んでいるもの

Blog

人というのは”寂しい”生き者です。結局1人で生きている物です。

親友がいても、パートナーがいても、子供がいても、好きな先輩や上司がいても、1人で生きている物です。

この美しい湖がNZにあります。いつ見ても美しいです。でもこの底にはどんより暗い世界があります。誰も普段見ることはありません。自分自身もよく見ることはできませんが、なんとなく虚しい、悲しい、そして不安がそこにはあります。

時は止まらず、周りの出来事や人々はどんどん変わっていきます。人生に於いて移り変わっていくものです。10年前の人間関係と今はどうでしょうか。10年前の自分が持っていたもの、大切にしていたものは今どうなっているでしょうか。

人は生きれば生きるほどその奥底の不安や虚しさが多くなります。今まであったものが消えていったり、別れたりするからです。その回数がどんどん増えていく一方だからです。それはすぐに直せる痛みの様なものではなくずっとずっと続くものです。その苦しみは毎回”裏切られる”度に起こります。信頼していた人に、大切にしていたものをなくしたり壊したりしたときに、病気になった時、財産を無くした時、大切な人を亡くした時などに感じます。

そういった思いは、やがて”いずれ無くなるこの幸せが消えていく””この出会いや経験がなくなる”といった繰り返しの人生は結局人1人が生まれ1人で通る道であり1人で終わる道なのです。

人は皆おなじです。自分が孤独で、1人っきりだと思う人たちが多い世の中です。それは昔は、人に会いたくなると手紙を書きました。3日、1週間たって返事をもらいました。ですから人間は電話と発明しました。すぐに声が聴けます。色々書かなくても聞いたり尋ねたりすることが出来ました。それでは顔は見れません。そうして人間はビデオ電話を解明しました。直にその国に居てもつながりやすくなりました。ただで国際電話が出来るようなりました。そして人は知り合いや友達だけでなくもっとたくさんの人とつながりたいと思うようになりました。そうしてスマホが出来ました。インターネットです。これによって皆が表に出るようになりました。まるで自分がテレビや映画のスターの様に、有名人の様に世界中に自分の存在を知ってもらうことが出来るようになりました。

そうして、その表に居ない、出ない人たちは孤独を感じるようになりました。そうして多くの人が”自分は孤独”あと思うようになりました。

人間は孤独ではなく誰もが1人なのです。1人で生きて、1人で死んでいくのですから。永遠はありません。今人気のある人、スポットが当たっている活躍している人達はずっとライトが当たっているわけではありません。それは人の時間でいえば一瞬です。全く大したことはありません。

あなたは1人です。私も1人です。世界中の人達が1人っきりです。

Comments

Copied title and URL