【今日のリサゼイトトピック】食べ物はそもそも”流行“するものか

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日本には本当にたくさんのスイーツが売っている。和洋折衷を折り混ぜるどころか、独自の発想を組み込んだり原型よりさらに発展させて独自のスタイルにしたり、開発や発展は繰り返されていくばかりで大変興味深いものである。長年大人気のシンプルなショートケーキや抹茶のパフェなど本当に数えきれないほどの量、種類、デコレーションそして値段だ。

そんな流行のスイーツの本格化する前にこの“タピオカ”ブームが到来した。台湾の食文化を日本人が日本国内の様々な所で商売しようと新たに店を出す人たちが増えた。そして、案の定その商品は瞬く間に有名になりどの店でも売れ行き好調となるまでのいわば社会現象ともなっていった。

日本のタピオカブームはとくにSNSの中ではいかにいい写真が撮れるのか、とエスカレートし次第に若者の中では食べるためではなく写真を撮るために購入するものも少なくはなかった。そうやって、味よりも優先されたタピオカの現状は結局一時期の”トレンド:に過ぎず、コロナを切っ掛けに廃れはじめ今では閉店もしくは廃業する店が増え始めているのである。つまりまずくなったから店を閉めなくてはいけないのではなく、もうSNSでの自分のページで映えないからと購入する若者が激減していったからである。時代を感じる。

京都の和菓子屋も旅行客の激減で何軒か閉めなくてはいけない事態になった。地元の京都人は“もともとあった老舗ではないので、旅行客目当てに作られた店は昭和からやっていようと潰れやすい”と冷めた様子である。京都ともなれば旅行客の数は日本人客のみならずたくさんの人々が訪れ経済が回っていた。

タピオカがこれだけ2,3年の内に流行り、店を出す者が増えたのも本当に稼ぎの結果が良かったからだろう。だが、一部のブームを対象にすること、一部の客を対象にすることはやはり危険である。自分のやっている事の流行る期間を見もって、はじめから計算した分だけで運営するつもりならいいのだが、中には借金を背負って退散しなくてはいけない経営者もいる。この次のブームはなんだろうか。それもSNS映えするかしないかで決まりすぐに廃れ去っていくのだろうか。

海外では日本の食文化“すし”が人気だ。もう何年と人気は衰えず色んな国で日本の食べ物の代表物として成り立っている。日本人が作らなくても関係ない。変てこなすしや変わった発想の握り寿司もあるが、それもローカルにとっての物だから関係ない。そして寿司屋は潰れない。いつ何時人気である。この違いは何だろうか。

すしは子供から大人まで、男女問わず人気である。外国人はなぜか照り焼きソースが大好物で、そのソースを肉と絡めて寿司にまくだけで大人気である。家族の食事の時には自分で巻こうスタイルの手巻き寿司パーティをすればみないつもハッピーだ。

他国の食べ物が人気となりそれがずっと衰えない。今回のタピオカ店の状況に関してはやはり単なる”日本人の流行りもの好き“の国民性の象徴だろうか。

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