【今日のリサゼイトトピック】 NZのパンデミックの裏に見る住宅事情

NZ story

NZではCOVIDの影響で18%近くの国民が無職の現状の上これからも劇的に家の値段が下がらざるを得ないとしている。8月の失業率が8.1%に対しピーク時より9%の下落を見せたと同時に住宅価格も13.4%から17.4%になりその価値も37から50%に下落するといわれている。これは銀行にとっては大打撃で巨額の不良債権を起こすであろうとみている。しかし銀行は予期していた結果でリカバリーはさほど遠くないと警告しているうえ危機の3年目に約70億ドルが必要となり貸し出しは続けていくだろうとしている。

エコノミストによると現状は厳しいにしてもこのような事態は世界的にみても前例がないわけではなく、銀行破綻のような経済的コストは重要でありこの不快危機を見越して銀行は資本準備資金の積み上げ要求をするべきだったと示唆している。しかしもう一方のエコノミストの間ではこのパンデミックの間に不動産価格がこれまで持ちこたえたことに驚いている。

今NZ の中で1番住宅価格が高騰しているといわれるオークランドの中心部が約4.8%から9.5%上昇しているといわれている。ここオークランドでは2004年から2018年にかけて劇的に価格の上昇が起こり、パンデミックでスピードは落ちたものの今でもまだその衰えを見せない。市中心より出来るだけ近くの郊外は今これまでのファームを開拓し分譲住宅のラッシュである。その勢いは10年ほど前から徐々にはじまり、いまでも継続されている。そんなに建てて誰が住むのかというほどその数は多い。

オークランドだけではない。オークランドに嫌気がさした人々、リタイアを最近した人々、とにかく人の混雑しているところに住みたくない人たちは地方へ移り住む。その地方での建築も進んでいる。Tauranga, Taupoなどは北島の中でも人気のある都市である。どちらも小さな町だったが、特にオークランドからの脱出チームが増え続ける現状、その規模は徐々に大きくなってきている。

NZは世界的にみても大変人気のある国である。自然が多く、人々も互いに干渉しないドライな関係性、これからも徐々に移民が増え続けるであろう。しかし、このままビジネス形態の移り変わりが起きて、人々が会社という1つの場所に行って定時刻に働かなくて済む時期が来たら、人はこの国のあちこちに分散して住みだすだろうか。中には”人込みが好き“という人たちもいるだろうし、人恋しい人たち、町の中を出歩くのが好きな人たちも少なくはなかろう。この先また10年、このCOVIDの影響からまた何か同じようなことが起こらない限り家は増え続け人の移動が起こりその波動は今まで通り衰えはないだろう。

いづれにせよ、今のままではパンデミックであろうとそれが大きな悪影響を与えるとはなさそうだ。

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